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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のasucaのレビュー・感想・評価

4.8
ウェス・アンダーソン監督の映画を観るのは、グランド・ブダペスト・ホテル以来2作目。
映画館で観れたことに始終喜び溢れちゃいました!

私にとって1作目ブダペスト・ホテルに出会ったのは大学生の頃。
空きコマの時間を潰すため視聴覚室で
小さなPC画面を通して観たのを今でも覚えています。

ユニークなキャラに色鮮やかな画面。

それは今作でも健在でした!!!
素敵な写真と小説を交互に見て読んでる感じで物語は進むので、情報量多すぎる…!
内容はあまり理解できないけれど(私だけではないはず…笑)

とにもかくにも、楽しいのだ。

この独特な世界観はカメラを長廻ししてワンカットで一連の動きを撮る手法や、撮影中はスタッフもキャストも同じ所で寝泊まりして、食事を共にする環境。

そういう監督のこだわりが創り出す
世界観なんだろうなぁ。
素敵だなぁ。


細かなところまで散りばめられる
モノクロやカラーの切り替え、画角、クスッと笑えるシーンや残虐だけどポップな描写。

全てに意味が込められているとするのなら、まだまだ読み解くのに時間がかかりそうです。

それでも見終わった後のこの満足感足るや…すごいです。

良いものを観れたなぁ。
アンダーソン監督の他の作品も要チェックです!
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