ある雑誌の編集長の遺言で、編集長がなくなったら雑誌も廃刊することになり、最終号を作ることになった編集者たちの、それぞれの担当ページの話。
雑誌を読むように取材や制作過程の裏話と共に進められていくストーリー。
構成は面白いがもう少し前提や補足をしっかり伝えてくれた方が、話が入ってきやすかった。もしくは、逆に短編的に捉えて観るべきだったかもしれない、とも思う。
画力や色彩、カメラワーク、衣装など、独特な世界観は健在で、やはり素晴らしい。
2回3回と鑑賞を重ねるごとに良さが伝わる作品かもしれない。半分以上の方々が寝ていらっしゃった。
パンフレットで脳内補完をしようと思ったけれど、売り切れで叶わず。