あかめ

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のあかめのレビュー・感想・評価

3.8
一貫したストーリー性がなくて、面白い小咄を聞いている気分になる映画。
でも、ウェスアンダーソン監督がニューヨーカーの雑誌記者に憧れてたって言う話を聞いて、ニューヨーカーの雑誌のゴタゴタ感を映画で再現しようとしたっていう解釈にすごく納得した。
最後の誘拐事件の短編が一番分かり難かった。ニューヨーカーみたいに難しい単語をリズムよく並べてるから、初見だとセリフを追うのが厳しいところもある。でも構図は緻密に丁寧に練られていてみていて飽きない。
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