りゅーきマッドベリー

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のりゅーきマッドベリーのレビュー・感想・評価

4.7
ウェス・アンダーソン作品を見るのはこれで5作目。
もうガッツリ彼の作る世界観に心を掴まれている状態で見てるから完全に虜になっていた📰💙🔥✨

今回はオムニバス的作品でクセ強めなのにほんとオシャレで雑誌を読みながら4つの記事(エピソード)を映像体験している感覚が最高ッッ❦

ウェス・アンダーソンのクセ強めのオシャレな手法を真剣に見すぎてコメディだけど笑う暇が全然なかった気がする🫢笑

天才画家モーゼス(ベニチオ・デル・トロ)と彼の看守でありミューズでもあるシモーヌ(レア・セドゥ)の話はテンポも良くて最初から最後まで良かった!!

エイドリアン・ブロディが安定して良いキャラしてたし、レア・セドゥの裸体がこれってCGなの!?特殊メイク!?って一瞬思ってしまうぐらい美しかった🫣💓

ティモシー・シャラメ演じる学生運動のリーダーゼフィレッリの話はゼフィレッリと独身女性ジャーナリストであるルシンダ・クレメンツの関係性・距離感がいい感じだった!!

ゼフィレッリとジュリエットもナイスカップリング😍✨
でもオチがなんか腑に落ちなくてここから自分的に少しダレてくる😵‍💫💧


警察署長の息子が誘拐される話はなんかアニメーションや料理の紹介の表現はテンション上がったけど、なんか全体的に頭に入りずらくてストーリーだけで評価すると少し微妙に感じたかな😵

『ダージリン急行』でなんじゃこりゃ!クセ強!!ってなって『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『グランド・ブダペスト・ホテル』でクセ強いけど最高🙌✨からの『天才マックスの世界』でクセの強さが薄いのが逆に物足りなくなるっていう…ウェス・アンダーソンの職人的な芸術がたまらない🤤💗

今作の評価が好き嫌い分かれるのは納得できるし、ウェス・アンダーソンが一新してアホさ全開のドタバタ爆笑コメディとかを作ったら見てみたい気持ちもあるが、大好きなティム・バートンが変わり映えや新たなチャレンジとして作った『PLANET OF THE APES/猿の惑星』はすんごいクソ映画だったので今後も引き続き職人的な芸術ある作品を作った方がいいと自分は考える(次の新作も安定してウェス・アンダーソンって感じだった🤩)


ないと思うけど、マンネリ化で変化球がもしあるとするならジェームズ・ガンが参加したホラーアクションゲーム『ロリポップチェーンソー』みたいに今作のアニメーションのシーンが横スクロールアクションゲーみたいだったから、ウェス・アンダーソンの2Dオープンワールドゲーとかあったらめっちゃやってみたい🎮🏭🏬🏩