たい

思い、思われ、ふり、ふられのたいのレビュー・感想・評価

3.3
興奮★★★☆
衝撃★★
感動★★★
音楽★★★★☆
映像★★★☆

登場人物たちに共感するには世代が離れすぎた物語であり、見てるこっちが恥ずかしくなった。こんなおっさんが見に来ちゃいけない映画だ…(笑)

共感要素を探るため、遥か昔の、高校生時分の記憶を呼び起こそうと必死に試みるも、男子高出身の自分にはそんな甘酸っぱいキュンキュンした思い出が乏しく、むしろむさ苦しい汗の匂いでいっぱいの思い出ばかりが脳内で映像化され、スクリーンとのあまりのギャップにただただ愕然とした。もしもあの頃の俺が、共学高校に進学するという世界線を選択していたのなら、こんな清純極まりないキラキラした青春時間を過ごせたのだろうなぁ…とどうにもならない後悔の念が去来しモヤモヤ、、、。俺の清純どこいった?

繊細な思春期の心の揺れ動きを、少女漫画ならではのタッチで描いた良い作品だと思います。高校生のときに見たかった。
たい

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