想像の数倍、思い、思われ、ふり、ふられ合ってて驚いた。
主役の四人は勿論、クラスメイト、家族、夢、色んなものを思ってる姿が眩しかった。私はもうあんな風に夢を叫んだり出来ない。何かを理由に逃げてる自分を省みる事なんてもう出来ない。潰れてしまう。それが出来る彼らが羨ましいし、もうそっち側ではない自分が悲しかった。
それくらいとにかく甘酸っぱくて、ザ・少女マンガだった。始めこそ、｢いや恋愛だけで人生構成されとんのか｣と思ったし、モノローグそんな喋っちゃう??ってだいぶ萎えたけど、第二部(?)始まってからは良かった。みおちゃんがウザくて仕方なかったけど、最後はわたしも好きになれたし、四人の関係性が素敵だったから良かった。
｢りおくんも、かずくんもどっちもアリだなあ｣とか思ってたら、ぽっと出の古川雄輝くんに全部持ってかれた。女の子達の透明感すごい。
りおくんのみおちゃんに惹かれる過程、あかりちゃんとりおくん家族の日常の積み重ねがもう少し欲しかった。
髭男の歌、流行りの使えばいいと思いやがってとか思ってたら、めちゃめちゃ合ってて良かった。
