予告時点であらすじや設定が面白そうだったので見たいと思っていた作品がアマプラにあった為視聴。
見応えのある作品だった。
犯人分かってから映画のジャンル変わりすぎてる。完全にB級グロサイコキラームービー。
逆『ドント・ブリーズ』。
グロすぎんぜ…。
グロ耐性皆無だから尚更ダメージあった。
正直、捜査パート(開始45分前後)時点で揃っていた証拠や疑惑で犯人を特定するのは容易。登場時点で怪しさ満点。
後半の展開的に、制作陣は犯人が誰なのかというより、犯人のサイコキラーを見せたかったのかとすら思った。
伏線が目に見えてわかる。
欠損したぬいぐるみが、ある時を境に意味を持つものとなる瞬間がミステリーしてるな!って盛り上がれた。
死体解体シーンむごすぎる。
長めにしっかり目にうつさんでも…。
犯人の殺す事への戸惑いのなさと淡々とこなす様がサイコパスすぎて恐怖しかない。
後半の盲目の主人公が単身で犯人と対峙するシーン。音をつけない演出が緊張感を増幅させていて良かったと思う。
吉岡里帆さんが俳優してるのを初めて見た。難しい役柄なのにも関わらず演じきっていた印象。下手と聞いていたがそんな風には見えなかった。
田口トモロヲさんは相変わらず良い声だった。
大倉さんもだけど、あんな渋い演技をしてるのを見た事がなかったので、新鮮だった。しかもカッコよかった。
自分が見てる作品の偏りが凄いせいで犯人役の俳優さんが良い役をやってるイメージがない…(笑)
相変わらず、淡々と冷酷な事する役柄でした。
主題歌がイメージと合ってるのも良い。
バリアフリーやユニバーサルデザインについて改めて考えさせられる映画でした。
シチュエーションや設定等、ご都合主義や現実味ないといわれるであろう点は多いが、終わり方もスッキリしていて、全体的に無駄がなかった印象。心のダメージは大きかったけど、良い映画見たと思える映画でした。