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見えない目撃者のTAOのレビュー・感想・評価

見えない目撃者(2019年製作の映画)
3.6
『本当に震える、鳥肌が立つ、息をのむ』

予告では全く分からない恐怖があります。
終盤には映画館でしか味わえない
全員が音を立てずに震える瞬間が来ます。
絶対に地上波では見れないので
映画館をオススメしますが、
オススメできないほど衝撃的です。

目が見えていないという事が
ここまで多くのトリガーを
生む事ができているこの作品は
本当に凄い。
原作の韓国映画blindヤバいです。

これはスリラー映画として見るのか
世の中の絶望感として見るのか、
凄く迷います。
最近は世の中を観る子供の視点を
大人が描く作品が
増えてきたように思います。
子供の無関心、子供への無関心
今、日本が変わらなきゃいけない
タイミングなのかもしれません。

余談ですが私は左目視神経炎という病気で
一時期に左目だけ見えていませんでした。
劇中に吉岡里帆さん演じる
なつめの視覚の表現間違ってません。
確かに、黒くなるのではなく白くなります

とにかく
下手に見ることはお勧めできませんが、
ある程度内容を把握した状態で見ることをオススメします!

森淳一監督作品
吉岡里帆
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