スリルが味わえる作品です。
内容はタイトル通りで、事故で目が見えなくなってしまった元警察官の女性が猟奇殺人犯との体力戦・心理戦に挑みます。
正直サスペンス的な要素はいまひとつです。最後にあっと言わせるわけでもなく、ただただ残酷なだけ。なので、ミステリーとして期待してみるのはお勧めできないです…。
ただ、吉岡里帆の新境地。邦画とは違った(元は中国映画なので)スリルと展開はかなり新鮮で、その点はエンタメ映画として楽しめます!何より、目が見えないながらどう空間を認知してるのか?を表現するモノクロのシーンが面白いです。
ハラハラする展開も多いですし、邦画スリラーとしてこの巣篭もり期間に見るのにはうってつけだと思います。