ザ・バウンサーのわいくんんのレビュー・感想・評価

妻に先立たれ、残された娘のために戦う孤独な男。法よりも自分が上に立つ闇の世界の住人の晩年を描いた作品。90年代全盛期に戦う男を演じたヴァンダムだが、晩年に差し掛かりキレのあるアクションは鳴りを潜めたが、傷を負いながらも戦う姿を見せてくれた。主人公の背中を追うカメラワークが印象的。特に複雑なストーリーでもなく、見やすい映画。