女性画家と貴婦人の娘の刹那的なラブストーリー。
ポスターの彼女が美しい。
静かに映画は進んでいくんですが、ずっと感情の波に晒されてて、ドキドキしてなんともいえない気持ちになる。
美しい風景、美しい女性。実際に絵画を見ているようでした。
マリアンヌを見てて思いましたが、やっぱりゆったりした動作って上品に映りますね🌷
絵を描き直しながら、愛を交わしながら、侍女ソフィの件も絡みつつ…あれらがたった5日間の出来事なのが信じられない。深く愛し合ってた分、余計にこちらからの時間の流れが遅く見えたのかな💭
特にラストシーンの演出が素晴らしかったです。
絵画に閉じ込めた彼女は永遠で、いつだって彼女と「再会」できる。
見続ける愛とあえて目を背ける愛の対比。
「私を見なかった」とマリアンヌは言うけれど、エロイーズはあの音楽を聴きながら心の中でマリアンヌを思ってたんだろうな。