なんの予備知識もなしで、グザヴィエドランの映画なんやかんや観たことないな、と思ってとりあえず映画館へ
何より映像が綺麗、ストーリーが美しい
私の感受性じゃ捉えきれない領域だけど、
観ながらなんかにやけちゃうくらい
印象的だったのは、
フレーム、窓枠
から抜かれる風景や人間
それはどの場面も絵画みたいで、夢中で観てしまった
あと、冒頭と途中で出てきた道路の中央線を追う映像
無機質なものに、何となく感情を感じた
親たちが変に子供っぽい振る舞いするとことか、その子供らの方が大人びた会話や行動してみたりとか、あとは男とか女とか、
人間に対しての固定概念なんかなくて人それぞれなんだろう
映画に詳しいわけじゃないから、監督本人が主人公を演じてること、エンドロールで知って、最後の最後になんだかわくわくした
とても綺麗で、感性を燻ってくれる映画でした