スティーブン・スピルバーグ監督作品
この撮影が始まる前にトム・ハンクスさん等の出演者は10日間ほど過酷な軍事訓練を受けており、ライアン二等兵演じるマット・デイモンさんは軍事訓練を受けなかったそうで、これは、ライアン二等兵に反感を植え付けるためだそうで、訓練が行われた事を知らないマット・デイモンさんがクランクインすると現場は険悪な雰囲気だったという。この相乗効果で劇中の演技は、リアルそのものだった。本作で使われている戦車は当時のものを最大限に似せているという。海の色が血に染まったり、身体の一部が吹き飛ぶなどPOV方式でリアルな映像になっている。
約3時間にも及ぶ映画で、ショッキングなシーンもあるという事で観るのに躊躇にし続け、やっと鑑賞しました。観た後に、なぜ早く観なかったんだと後悔させられるぐらい良い作品でした。観れば観るほど引き込まれ、前述でも言いましたが、撮影前に過酷な軍事訓練や相乗効果があって、リアルな演技や編集技術によって観客を引き込ませる、まるで戦場にいるかのような感覚になるので、エンドロールが流れるまで恐怖を振り払えずにいました。
