「アンダルシアの美人の条件は、３つの黒…それは髪・まつ毛・眉。
３つの白…肌・歯・手。
３つの桃色…乳首・唇・爪。」
プロスペル・メリメの原作に、忠実に描かれた『カルメン』。
美しいジプシー女カルメンに惹かれ、はまっていく若い兵士ホセ。
「女と猫は呼んだ時には来ず、呼ばないときに来るものです」
という言葉があったけど、結局はそれで、つれない態度をとられるから惹かれるのでしょう。カルメンはそれを計算してるんだかしてないんだか。たぶんしてない。そこまで頭よくない感じ、激情型。でもそういう女にどうしようもなく惹かれてしまう人の気持ちはわかる。そういうのが世の中をややこしくしてるのだ。
で、そのカルメンは美人なのかっていわれるとこれはもー、まじで美女でした。しかも豊満な肉体。さらに、別に見たかったわけじゃないけどたまたま借りたのがヘア無修正版だったんですけど、そのヘアが…！あうっ…っていう、おおう！っていうあれで、いや素晴らしかった…まさに芸術。素晴らしかったです。
カルメンが美人で、ホセも男前だったおかげで、冗長なストーリーでしたけど最後まで見られました。
