aaaakikoさんの映画レビュー・感想・評価

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ブライトスター いちばん美しい恋の詩(2009年製作の映画)

3.4

詩人ジョン・キーツが自然を感じたり恋に苦しみながら詩作に身を置く、言葉をつむぐ感じが見たかったのに、主人公ファニーとキーツの友人ブラウンとの罵り合いばかりが記憶に残ってしまった…。
それはわたしが粗雑
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シュア・シング(1985年製作の映画)

3.3

相乗りの運転手の子が気の毒だったので、やつらが車から下ろされたときスカッとした。
外国映画でよく見るたび思うけど、ヒッチハイクで乗せてあげる運転手って本当良い人。良くない奴もいるが、そりゃいるだろうと
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.9

おもしろかったー!
最後の1分までハラハラしちゃった。
元首相の自宅が荒涼とした島にあるってまずそのロケーションから素晴らしいし、フェリーとか雨とか、すっかりこの監督の舞台に引き込まれました。
まあ政
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.8

美しい。美しい心と飯テロ映画だった!これまでこの映画をレビューし紹介してくださったみなさんありがとうございます。見られて良かったです。

おばあちゃま姉妹大好き可愛い。
父親のために一生を捧げるの…?
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マレーナ(2000年製作の映画)

3.7

少年の甘酸っぱい初恋…的な感じでスタートしてここまで嫌な感じになるとは。
男がみんな最低、ガキも大人もブサイクで不愉快なイタリア男ばかり。でもたぶん男の人がこれ見たら、女って最悪だな、思うかもしれない
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華岡青洲の妻(1967年製作の映画)

4.0

嫁姑ものって聞いてたけどもちろんそんな単純な話じゃなくて、まず冒頭で粗野な伊藤雅之助にがつんとやられ、どんな息子やと思ってからの雷蔵さん。しわがれ声で豪傑な雰囲気もあり、いやなるほどこれの嫁と姑の話か>>続きを読む

ブラック・サンデー(1977年製作の映画)

3.7

ハラハラ映画でおもしろかったですが、それ以上に今まさに戦場になっている、当時でいう「パレスチナ問題」に触れていて興味深かったです。
テロ犯人側はパレスチナの過激派とつながっており、それを捜査するのはイ
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サスピション/殺意の香り(1998年製作の映画)

5.0

My birthday記念に、完全にpost機会を逃してしまったタリア・シャイア主演のC級サスペンス作品をコソコソ投稿。急がないと日付が変わる…みなさんスルーお願いします。

普通につまらないけどタリ
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ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.5

ロマンティックなタイムトラベルもの。
あっちが先なのこっちが先なの的なタイムトラベルパターンが楽しかったですが、いかんせんトラベルのしかたが、えっ!それでいけんの!?という感じで…(笑)これは…哲学式
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熟れた快楽(2016年製作の映画)

3.4

このマルティナ・ゲデックという俳優はいろいろな名作に出ているけど、強烈な個性とか美女とかいうのではないのですが、それが良いんだよな〜。中でも『素粒子』が好きで、本作でも彼女だから嫌いになれなかった。>>続きを読む

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

4.0

ショーン・コネリー版007は全部何度もみてるんですけどめんどくさくて感想書いてなかった。でもこれだけはmarkしなくちゃ日本が舞台だし。
敵の要塞として印象的なホテルニューオータニ。姫路城に映える忍者
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ウェディング・ベルを鳴らせ!(2007年製作の映画)

4.0

久しぶりのクリストッツァ。相変わらず力づくで押し切られた感じで楽しかった!
ストーリーはドタバタめでしたがとにかく主人公ツァーネがすごく可愛い美少年で、彼の演技が素晴らしかったので高得点。最初はほんと
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クィーン・コング(1976年製作の映画)

3.3

こんなパッケージを見たらつい借りちゃう。
ジャケットの説明によると『キングコング』(1933)のリメイク製作の権利について、ユニバーサルに裁判で勝ったプロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスは、『キ
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天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)

3.5

知世ちゃんの眼差し、声、言葉づかい、歯並び、ショートカット、服装、たたずまいすべてが80年代にまだいた誠実で美しい少女という感じそのもので感動してしまう。
ストーリーはほとんどがしょーもない話なんだけ
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アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

4.0

大好きなキルスティン加点が入ってますが面白かったです。
SFとかってなかなか設定が飲み込めなくて話にのれなかったりするんですけど、これは2つの重力の世界ってことでわたしのようなアホにもわかりやすくてよ
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ジャッカルの日(1973年製作の映画)

4.0

最初は、なんかよくわかんないな〜と思って見てたのにラスト30分!前のめりで見ちゃった!おもしろかった!
要人暗殺ものなんだけど、それを阻止せんとする警察を描くものでもあり、日本の刑事もの見てるみたいだ
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ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

3.0

二次大戦中のスコットランド。配給のウィスキーが途絶えてしまい、生きる気力がなくなってしまった島民のもとに、5万ケースのウィスキーを積んだアメリカ船が座礁したとの知らせが入る…!

実話をもとにしている
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ラベンダー(2000年製作の映画)

3.6

悲しんでいるケリー・チャンのもとに、天使の金城武が落ちてきた!という、ファンタジーなんだけど、やばいきゅんきゅん♡した
ドジっこで天然でキュートな金城武が堪能できます。で一方のケリー・チャンは、前回表
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ニューヨーク・ニューヨーク(1977年製作の映画)

3.5

冒頭のデ・ニーロのナンパシーンからねちっこくてイライラしっぱなし(笑)
でもライザ・ミネリがとても可愛いくて見られた。
キレたデ・ニーロと同等に渡り合えるのはあのぐらい濃い美人でなくてはねえ。
なんで
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鳩の翼(1997年製作の映画)

3.5

シャーロット・ランプリング目当てに見たのですが途中でいなくなってしまい、その分アリソン・エリオットがとても美しくて夢中になってしまいました。
社交界に変に注目され同情を集めながら、明るく純粋でみんなを
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霧の夜の戦慄(1947年製作の映画)

3.5

最初のメロドラマな展開からのサスペンス、からの心理もの?
面白かったです。
ジェームズ・メイスンって異常な人か落ちぶれていく悲しい人かどっちかしか見たことない気がする。あの堅物でマジメそうな顔がそうい
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エルマー・ガントリー/魅せられた男(1960年製作の映画)

4.0

まず、バート・ランカスターがアカデミー賞主演男優賞、後半少ししか出てこないシャーリー・ジョーンズが助演女優賞を受賞しているのに、ジーン・シモンズが主演女優賞にノミネートすらされていなかったことに驚き。>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

ティム・バートンの『バットマン』好きなんだけどそういえば感想postしてなかった。近いうちに見返してみよう。
そんなバットマン/キートンを思い出させる内容で、不思議なストーリーでした。ハビエル・バルデ
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集団左遷(1994年製作の映画)

3.5

業績が悪化した財閥系不動産会社。リストラのために作られた部署のダメ社員が起死回生を目指す…!

いや、ま、これはバブル崩壊(94年平成大不況、とあった)の直後の話であるから、それからさらに後の90年代
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カサノバ ~最期の恋~(2019年製作の映画)

3.4

18世紀の女とやりまくり王カサノバ氏が晩年に一人の若い娼婦に恋をしたと…
老カサノバは『ティエリー・トグルドーの憂鬱』のおじさまヴァンサン・ランドンで、相手の女の子は娼婦だということで娼婦もの大好きな
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25年目の弦楽四重奏(2012年製作の映画)

3.5

これはフィリップ・シーモア・ホフマンが最初に書かれているということは彼が主役だったのでしょうか?(Filmarksのキャスト表記の順番は時に謎なので)確かにわたしは彼にいちばん共感しました。
第一ヴァ
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ああ結婚(1964年製作の映画)

3.7

ローレンとマストロヤンニは今回はラブラブの2人ではなく、それぞれ腹があってだんだん衝突していく男女なんですが、さすがこの2人だとどっちかが食われることもないのでとても楽しかった。
ほんとこの2人って、
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私は死にたくない(1958年製作の映画)

3.8

悪い仲間にはめられ殺人容疑で死刑宣告された女性の実話。
彼女と交流のあった新聞記者や裁判記録などをもとに描かれている。
主人公ボニー(スーザン・ヘイワード)が社長夫人か校長先生か?っつーぐらい上品な美
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明日へのチケット(2005年製作の映画)

3.5

エルマンノ・オルミ目当てに見たんだから当たり前かもしれないけど最初のオルミの物語がしっとりしていてとても良かったです。
テデスキさんも魅力的な笑みを浮かべていて素晴らしい。

ただ最後の物語は、みなさ
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鉄輪(かなわ)(1972年製作の映画)

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なかなかキョーレツな作品でした。
能の「鉄輪」の世界を現代に、とかいうことだと思うのですが、その現代である昭和が古くて懐かしかったです。各階で立ち話してるマンモス団地の階段、白いベッドにぬいぐるみ。公
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スモーク(1995年製作の映画)

4.0

なんかめっちゃ苦しくて悲しい話だと思ってましたこのジャケ写。
すごく優しいストーリーでした。
いろんな人がいろんなタバコを吸いまくる、その火のつけ方や吸い方や煙の吐き方、すべて違って、個性がある。とっ
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.4

冒頭、ポーランドの民俗音楽を録音し採取している男女の旅からスタート。
「2つの心と4つの瞳」の歌。アレンジがいくつか出たけど、やはり最初の女の子の歌が良い。次には楽団の最初のワルシャワ公演の合唱が素晴
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

はめたというより、はめられた方ではないのこれ?
とりあえず世界の警察といってたアメリカの、こんなんしてたのね的な自虐的な描き方もあり面白かったです。
またそれをやるのが航空サワヤカ野郎代表トム・クルー
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ホテル・ワルツ(2007年製作の映画)

3.7

全編85分ワンカット!
それが売りなのかもしれないけど普通におもしろかったです。
今日でホテル勤務が最後の主人公アッスンタ。ルチアの父、サッカー関係者らが出入りし、アッスンタとルチア、そしてパレスチナ
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.5

たしかに名画暗号ものはおもしろいですよね〜
この路線で、東大寺を舞台にした運慶開慶コードとか作ってほしいな!

ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡(2008年製作の映画)

3.5

へえ〜こんな「歴史的事件」があったのね、と興味深い内容でしたが、前半がとにかく落ち着きのない展開と落ち着きのないロン毛主人公でイライラしました。
けどあの空港のくだりからの後半!後半は面白かった!前半
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