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踊ってミタのCO2のレビュー・感想・評価

踊ってミタ(2020年製作の映画)
3.4
寂れた地方の役場が踊ってみたで町興しをやってみるという物語。

主人公のミタが本当にムカつく感じでウジウジしてて言い訳ばかりで、
特に前半では助走つけて思い切り振りかぶってグーで顔面殴りたくなる感じです。

多少後半で盛り返しますが、
前半のマイナスがデカい!!
ただ、別に主人公のミタを好きになって応援したくなる映画ではないので特に問題無いです。

思っていたよりもいろんなひとが踊るので踊りのシーンはちょっと多め。
老若男女の名に恥じないようにおじいさんからお子様まで幅広いダンスをお楽しみいただけます(笑)

"踊ってみた"だけに懐かしのニコニコ動画からの音源も多くて、特に「ワールドエンドダンスホール」はめちゃくちゃ懐かしかったです。

めちゃくちゃ盛り上がる事もなく、
めちゃくちゃ泣く事もなく、
衝撃の事件も、
大どんでん返しもありませんが、
役者の雰囲気も相まってちょっとほっこりしながら最後まで楽しく観れます。

緩いんですけど、
狙って丁寧に作られた緩さなのでダルくはないです。

観てて全然疲れない。
こんな映画もあっていいですね。

ミタがちょっとイケメン扱いでモテるのだけなっといかないですけど、
多分僕の嫉妬です。

元アイドル設定のコジマさんがステージ上で踊ると学生パートの何倍も可愛く見えるのは流石ですね!

後何故か圧倒的なクオリティで作られたvtuberの出来にも注目して下さい。
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