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女囚701号 さそりのkのレビュー・感想・評価

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)
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梶芽衣子さんかなり迫力あってカッコよかったな………
あとオレンジのしましまの女囚たちが花畑で紅をさすシーンのバキバキのコントラストが良かったな

監獄のオッサンたちみんな脂ぎっててめっちゃ臭そうだったし、性格悪いし、明らかに女性を下に見てる感満載で嫌だったわあ
実際の女子房もあんな地獄なのだろうか

しかしあの時代の日本映画は女優の身ぐるみ引きちぎられまくりだし、レイ○されすぎだし、展開が突飛すぎだし、血糊の色があまりにも朱肉すぎるし色々と粗くてため息出るな

あえて嫌悪感抱く描写を入れてこれが女社会の生きづらさってやつなんだ!と知らしめるための表現だったとすればやられたな
でもあんまり深く考えなければ女性の裸がたくさん見れてラッキーと思われかねないね、伝えるのって難しい(真偽の程は謎ですが)

昔は裸になって演技してナンボ(それでこそ名女優)みたいな最低で忌まわしき文化があったけど、今日の日本のジェンダーギャップ指数の低さとか家父長制が一生残る勢いなのとかが繋がってくるのに反吐が出ますね

既に作られたものは変えられないけど、それに違和感をおぼえて今新たに生み出すものには引き継がないことが大事だと思う

一映画ファンとしてこの目線はずっと持っていたいと思っている
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