みんなご存知、『三国志』の「赤壁の戦い」までをザックリ、新解釈で描きましたって話☆
『銀魂』、『今日から俺は』、『勇者ヨシヒコ』の福田雄一が歴史考証に目配せしつつギャグてんこ盛りで作り上げます。基本ずっとふざけてます。
福田雄一監督、わたくしは好きですよ。上記の作品群も楽しませていただきましたし。
し・か・し、
本作に関してはかなりしょっぱい仕上がりだと言わざるを得ない。福田雄一監督の最大の武器・“おふざけ”が、本作でのそれはことごとく滑って逆に首を絞める結果になっていました。ハッキリ言ってサムい!です。
TVドラマでは効果的に機能していた“福田流おふざけの手法”が、映画というステージ(『銀魂』シリーズは、まだ上手くいってたかな)では全く通じないということが露呈したという結果が残念です。
「三国志」リテラシーの低いわたくしには、それなりに興味深い内容だったのは確かですし(逆に「三国志」ファンはどう思ったのだろう?)、豪華キャストであることも疑いの無い事実。惜しい。
是非、映画というコンテンツに合ったギャグの見せ方を研究し、次に繋げていただきたいと感じた一本(^_^)☆期待してます♪