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音楽のmahjongのレビュー・感想・評価

音楽(2019年製作の映画)
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◇さいっっっこうに熱くて泥臭い青春映画!!
、、、なんてそんな映画ではなく
ずっと淡々と飄々と大声を張り上げることなく一定のリズムで進んでいく物語。

◇研二が「バンドやらないか」という誘いに太田、朝倉の損得勘定なしでの「いいよ」からはじまる音楽活動。

◆間
◇やはり目立つのは『間』。
会話の間。笑いの間。演奏の間。感動の間。
それは気持ちの悪い『間』ではない。スローモーに描かれるストーリーは原作の雰囲気をよく表していて気持ちのいい間。

◆描き方
◇そして手描き。突如はじまる疾走感。これは実写では描くことのできないなんとも言えない味。背景が青色になったり極彩色になったりアニメーションの真の意味を魅せられたような気がする。

◇そう、すべてな「ような気がする」、というようになんとも形容し難い。ただかっけぇもただ渋いも納得いかない。

◆感想
◇自分がただただ知人たちと集まっておっきな目標があるわけでもなく、ただ音楽室でガチャガチャと音を鳴らしてみていた、その音楽の原点を想起させてくれた。音楽だけでなく、スポーツでも文筆活動でもなんでもなにかを始めてみたときの感覚がそこにはあった。
◇あとアッパくんがすき。
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