音楽の作品情報・感想・評価

上映館(3館)

音楽2019年製作の映画)

上映日:2020年01月11日

製作国:

上映時間:71分

ジャンル:

あらすじ

「音楽」に投稿された感想・評価

HIRO

HIROの感想・評価

3.5
面白かった!
壮大さではなくある一瞬のワクワクする感情を感じ取れる映画でした。
映画自体も1時間と少しで短め。

音楽にひたすら打ち込んだ青春映画、というのも違う。
たぶん、もし彼らのアフターストーリーがあったとしたら、既に音楽をやっていない可能性も十分にあるけど、それでいい。

初めて音合わせをした時のワクワク感、擬似体験できました。
初期衝動爆発アニメ。
大橋裕之の漫画の間がそのまま映像化されててとても良かった。冷めちゃう間の紙一重をいくギリギリの間で秀逸。普通のバンドもので予想される展開をことごとく裏切ってくれて笑える。ズンズン歩いていくカットが可愛い。みんなシャツをズボンにインしてるのも可愛い。「太郎は水になりたかった」も是非映像化してほしい。
noe

noeの感想・評価

4.5
良!!!

初心者にいきなり、クリムゾン・キングの迷宮薦める森田くん、急に12弦でジミーペイジ化する森田くん...好き...

研二が話し始めた瞬間、坂本慎太郎が...いる...ってゾクゾクした...
坂本慎太郎を起用してくれた人素晴らしい
シュール&低体温な雰囲気×バンドっていうのが私の見てきた映画だと新鮮で楽しかった

思いつきでバンド始めて、ツインベースとスネア&フロアタムのみ、しかもボーカルなしとかいうヤバすぎる構成で、でも本人たち満足してる
わたしも中学で全然ベース弾けなかった時も、アンプから音出ただけでめちゃくちゃ興奮したし、なんのメロディーでも無い音弾きまくって、かっこよくない?とか思ったし、たのしいね

音楽が主軸の映画だけど、音楽100%っていうよりも、あの三人がいつか振り返ったら、"そんなこともあったよね"みたいなテンションなのがリアルだった〜
音楽で食っていきます!みたいなのじゃなくて、純粋に高校生が音楽を自由に楽しんだ一瞬を切り取ったかんじ、よかった
現に研二が新しく夢中になれるもの既に映画終わる前に見つけちゃってるし
音楽ってものが、あくまで、たまたま見つけた娯楽の一つ、として自由なポジションに置かれてるのがグッド...

全然関係ないけど、リコーダーのくだりで、ブレイクダウンでリコーダー吹き始めるメタルバンド思い出した

みにいけてよかったー
きなこ

きなこの感想・評価

5.0
エンドロールの種明かしまでが最高の映画。
線画がずっと丁寧で、なぞりたくなるほど丁寧だった・・・愛を感じる・・・素晴らしかった・・・



圧迫しちゃうぞお🦦
どうしても観たくて新宿まで!!小さな劇場はほぼ満員。手書きのキャラクターはどれも魅力的で、独特の映像に引き込まれました。音楽に固定観念っていらなくね、というテーマにとても共感。かなり笑えて楽しめました。
終始にやにやで、口角がいまなお上がり続けている。幸せな時間。エンドロールで安心したら、ふいてしまった
TJ

TJの感想・評価

3.9
少しバンドを齧った経験がある自分に思い切り刺さりました
シュールな笑いと熱い音楽シーン
これぞアニメならではの表現だと思った
岡村ちゃんの贅沢で見事な使い方も良かった
広樹

広樹の感想・評価

4.7
原作知らなかったんだけど日和や鷹の爪団的なゆるい可笑しさと松本大洋的叙情とロマンが入り混じってて最高でした。登場人物みんなかわいくて愛おしくて仕方ない。研二が断トツで愛おしいけど太田も朝倉も森田も大場もしゃしゃり出る舎弟もみんなみんな愛おしい。古武術と古美術が一緒になって演奏するシーンなんて涙が出てきた。笑いじゃなくて感動の。でも可笑しいの。可笑しくて泣けて、やっぱり可笑しくて、それってもうアカデミー賞じゃん。
REN

RENの感想・評価

3.0
キャラデザは見ての通り至ってシンプルだが、3人の演奏する場面に引き込まれた。
自分にとっての音楽を自由に奏でる。そこに心を掴まれる人もいれば、シークエンスのない退屈なものと思う人もいるだろう。しかし、3人がやっているのは「曲」ではなく、あくまで「音楽」であり、そこに楽曲の決まりも何もない。
「とりあえずやってみようか」という軽いノリから生まれる(そもそも何かを始める動機なんてそんなもの)激しくて自由で広々としたリズム、そして作画に呑まれた。
KKMX

KKMXの感想・評価

3.9
音楽が好きなので鑑賞。まおも…かと思ったけど、もう少しおも。

ボーっとしたヤンキー・ケンジくんが仲間とバンドを組む話です。ケンジくんの語りはとにかく間があり、それが個性的でした。絵もローファイな感じで良かった。

ケンジくんのバンド『古武術』の曲はワンノートのハードコア(?)。とにかく、ダダダダダッというリズムだけの曲で、なぜかフガジを連想。完全DIYで初期衝動だけの曲なので、イアン・マッケイ師匠とは地下水脈でつながっているのだと思います。
唯一無二のフロントマン・ケンジくんを支えるオオタくんとアサクラくんのリズム隊もいい感じでした。ベースのオオタくんは調整上手でキャラまでベーシストでした。
オオタくんとアサクラくんが、夜の海辺で「バンド組めて良かった」と語り合うシーンはめちゃグッときた!バンドやりたくなった!


本作は『古武術』のお友だちバンド『古美術』のフロントマン・モリタくんの成長物語でもあります。
フォーク少年で音楽オタのモリタくんは、古武術の演奏を聴いて神秘体験をします(この時の描写がツェッペリンとかのジャケットをあしらったサイケデリックなアニメならではの表現で最高!)。このロック神秘体験はロック好きならば誰もが経験しているはず。俺はメタリカのバッテリーでしたよ、バテリー、バッテーリー!
この時、モリタくんはロッカーとして生まれ変わったのです。駅前で初ブチギレ演奏をすると、それまでそっぽ向いていた人たちが足を止める。そうです、大事なのは魂を燃やし尽くすことなんですよ!

こうしてモリタくんは古美術をクリームみたいなハードロックバンドへと変貌させます。しかし、モリタくんはお利口さん。お利口さんはロックの表面をなぞることしかできないのです。裕也を見よ!お利口さん度マイナス100!マイナス過ぎてロックの希望もないけど。
かくして挫折するモリタくん、しかし、そこにロックの神に選ばれし男・ケンジと再会し、ついに…というモリタくんのロッカー成長物語も見ものです。


本作でもモチーフとなる、ロンドン・コーリングのジャケットは、もはやロックの象徴といっても過言ではないですね!ポール・シムノン万歳!もちろん、ストラマー兄貴万歳!

あ〜、バンドやりたくなった!今度同僚のSさんとスタジオ入ろ。
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