大好きなアレサ・フランクリンの伝記映画なので公開を楽しみにしていました。
先ず、ジェニファー・ハドソンの歌声が素晴らしい、圧倒的。
牧師だった父親に束縛され暴力も振るわれていたのに、また同じ様な男と恋に落ちて結婚する。
世間でもよく聞く話だけど、どうしてなんだろう?と、そこにこだわってしまった。
黒人である事や女性である事による差別。
窮屈で、不自由で生き難い
それを歌詞にして歌う事で、その事に苦しんでいる人たちを救った事は素晴らしい。
人生の前半を簡単にさらった内容だったので、そう深い感動は感じなかったけど
アラバマ州での白人のバンドとのセッションのシーンは感動的だった。
グルービィで喜びに満ちていた。
それと、妹達がコーラスに加わってあの音楽が出来たのだ、と分かった事が良かった。
常にアレサに寄り添ってくれる妹達。
女きょうだいっていいな。
私には姉も妹もいないのでちょっとうらやましかった。