大麦こむぎ

君がいる、いた、そんな時。の大麦こむぎのレビュー・感想・評価

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小学生2人と図書館司書のハートフルな映画…かと思っていたけど、実際は結構ヘビー。
中高生の頃の自分を振り返るきっかけになる映画っていくつもあるけど、小学生の頃の痛みを思い出す映画はなかなか無い気がする。無邪気で残酷で、見て見ぬふりしか出来なかったり、発言の重さが分かっていなかったり、そういう思い出したくない痛みを思い出してしまう映画だった。
ラジオ好きの放送委員、DJ香山にとって、英語が話せる(実際はフィリピン語なんだけど)ハーフのクラスメイトってそりゃ格好良く見えちゃうんだろうなっていうのは微笑ましいポイント。香山くんがどうしてテレビじゃなくてラジオ派なのか分かってしまった時がほんとうに辛いんだけど。でも香山くん、小学生らしくてとても良かったな。初演技(?)の初々しさもありつつ、最終的には好きになっちゃう。

そんなDJ香山、俳優さんのいまのお姿を見てびっくりしちゃった…!このパターンははじめて!