Keicoro

だれもが愛しいチャンピオンのKeicoroのレビュー・感想・評価

4.8
観ていて、ストーリー展開は想像がついたけど、ずっと流れていたメインテーマも何だか可愛くて良かったし、

分かりやすくクソ野郎なマルコが、
「正常って、何だ?」
と、施設長さんに言われていたのが、決勝戦では、チームに向けて
「チームワークだ、良いぞ」
って、叫んでるんだもんなぁ 

ロマン、の件は、
シドニーパラリンピック(2000年)で実際に起きた「スペイン健常者替え玉事件」が背景にあった事、と言うか、「スペイン健常者替え玉事件」自体をそもそも、知らなかった

翻訳の影響もあるのか、序盤の会話で出てきた『知恵遅れの日』って、スペインには本当にあったのかな
あったとして、その背景とか、気になって検索したけど、ヒットせず

この作品を観た、障害を持った人と接する仕事をする人が言っていた
決勝戦が終わったら、勝ち負けは関係無くなって皆でお祭り騒ぎの場面
実際、みんなそうなんだ、と
それを聞いて観ていたのもあり、あの場面は凄く良かったし、

とても良い作品だった
Keicoro

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