クリリン

だれもが愛しいチャンピオンのクリリンのレビュー・感想・評価

3.8
もう少し練ればもっと良い映画になる気もするが普段知的障害者の子供たちと関わる仕事をしている自分にはとても心に刺さる内容でした。
その証拠にマリンの父親はあなたのような人がいいという言葉に思わず涙が溢れました!

とても平和な映画ですね。
教材にしてもいいくらいかもしれません。
主人公をクズだと罵るのは簡単ですが誰もが抱える不安だと思います。
障害者を実際に育てる、関わるのがいかに難しいかを先程のマリンのセリフのくだりが代弁してくれています。
それはもちろん健常者の子供も同じかもしれませんが愛しい、可愛いだけではない難しい問題がいっぱいあるんです。
だからこそ誰もが愛しいチャンピオンなのかもしれませんね。
クリリン

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