あやと

ルクス・エテルナ 永遠の光のあやとのレビュー・感想・評価

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芸術は喜怒哀楽とか計画とか、リアリティという言葉の先にある
ギャスパー・ノエといえばカオス、画角の際どさと色のドギツさがあるけど、それ以前にそんなこと思いながら映画を撮ってるのかもしれない
ぶっちゃけ変人
でも変人じゃなきゃ限界のその先なんて手に入れられない だからこそ倫理観、現実よりもドブに突っ込んだ半ば狂気的な人が生み出してきたんだろうな ゴッホもゴーギャンでも今現在聞く逸話もそういうことかも

そのうえでこの人は狂人 芸術的センスとか論理がこうだからとか神を信じてるとかそんなことじゃない 自分が神だということを意識せず思いもせず騙る、ということなんだろうか

2画面の会話劇、話はなんとなくわかるけどもうキツすぎて笑うしかない 聖徳太子じゃありません笑
ほんで極めつけのサンゲンショクの場面も、もはやいつの間にかスタジオから人はいなぅなり、凍るような磔の中で、実際画面を通して恐怖と恍惚を悟る観客側はその意図しないはずの狂気が意図されて作られたのを目にする

改めてめちゃくちゃ実験的かつ飽和した物量の約一時間だった また観たいと思えなくてもすきと言える、、、はず
あやと

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