TERU

ミッドウェイのTERUのレビュー・感想・評価

ミッドウェイ(2019年製作の映画)
4.4
脚本
★★★★☆☆
演出
★★★★☆
VFX
★★★★★
戦闘シーン
★★★★★
中国万歳補正
★☆☆☆☆

話が小気味良く展開していき、終始飽きる事なく鑑賞できる
登場人物もそれぞれ魅力的で、集中を妨げるような嫌悪感を抱く人物も居なかった

日本軍が悪辣非道に描かれているが、それは視点次第でお互い様という事で納得
日本軍側の人間模様や心象、ケジメの付け方も描かれているので、そこまで偏った印象を受けなくて済んだ
当時の世界における日本の位置付けや軍事力の脅威さが窺い知れて、日本人として満足できる内容でもある

各所の戦闘シーンはかなりの密度と迫力
ドッグファイトとは違うが、艦隊と渡り合う戦闘機の描写は前のめりに鑑賞できる出来
劇場の大きなスクリーンで鑑賞できなかったのが悔やまれる
エメリッヒ作品は劇場で見るべきと強く決心した

戦艦大和がチラチラ出てきたが、目立った活躍は無し
ちょっと期待してただけにそこは残念

最初に中国資本を匂わせるロゴが出てくるので身構えてたが、日本を悪役としてる部分や、途中の被害者シーンがいつもの中国万歳補正に当たっていた様子
それらも見終わる頃には完全に忘れており、その他の無用な出しゃばりは皆無だったので安心して鑑賞して欲しい
最後の人物紹介の際もしっかりと旭日旗が使われていた
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