ミッドウェイの作品情報・感想・評価・動画配信

上映館(258館)

「ミッドウェイ」に投稿された感想・評価

umbrella

umbrellaの感想・評価

3.5
主人公たちアメリカ軍が戦っている時、「死なないで!」と思ってた。と同時に、それは日本兵士たちの死を指していて、それに気づいた時、「日本軍も死なないで!」と心の中で言っていた。なんて矛盾しているんだ、と思ったけどそうじゃなくて、「みんな死なないで」という思いでいいんじゃなかろうか。敵とか味方とか自分の国とかよその国とか関係ない。戦争は良くない。死ぬのは悲しい。
アメリカ側の視点の戦争映画、考えることができてよかったです。

あと、CG映像凄い。
真珠湾からミッドウェイまでの流れを過剰演出をすること無く史実に沿って描いた作品だった。
その分、戦闘シーンの映像については劇場のスクリーンで観るべき迫力があるものの、ストーリー的な盛り上がりには些か物足りなさがあった。
唯、それは、裏を返せば、アメリカを必要以上にヒーローに、日本を必要以上にヒールには描いていないということであり、寧ろ好印象を抱いた。
山本五十六を通して戦争を始めなければならなかった日本の立場も読み取ることができたし、山口多聞はかなり格好良く描かれていた。ラストの献辞も日米双方に捧げられている。
こういった作品では珍しく、日本側への配慮が感じられ、日本人としてストレスを感じることが少なかった点で、高い評価を与えたい。
ミッドウェイでの勝敗が太平洋戦争の転換点となったことは知っていても、何故日本はミッドウェイで敗れたのか、何故日米の優位性がミッドウェイの一戦で逆転をしたのか、知らなかったこともこれを機に学ぶことができたので、私は観て良かったと思う。
20M-54
日本とアメリカの戦争の映画でアメリカ側から見ているので、なんとなく違和感を感じる。
竜どん

竜どんの感想・評価

3.1
日米両雄の視点から描いていて、戦勝国アメリカ万歳映画のみになってない点は新しい。…が、群像劇的で視点があっちこっち飛び過ぎて主人公がいまひとつ誰だかはっきりしない。史実なだけに双方共にさほどドラマチックな展開がある訳でもなく、淡々と歴史的事実が積み重ねられていくので感情移入はあまり出来なかったかな。教科書には載っていない真珠湾攻撃からのミッドウェイ海戦を裏舞台の情報戦の攻防をも踏まえて知る為のドキュメンタリーとしては解り易くて面白い。

戦闘シーンは堂々たる迫力。少々ゲーム画面っぽ過ぎる気もするが、零戦✕ドーントレスのドッグファイトは燃える⤴両国戦艦が沈められていく場面はどなたかが書かれていましたが立ち昇る炎や吹き出す黒煙、激烈な爆発がアニメの様で正に「轟沈」。自国が敗ける戦闘をエンタメとして楽しむのもどうかと思わなくもないが、エメリッヒ監督らしい豪快な画面作りと派手な演出は一大スペクタクルでアガる。

豊悦の山本五十六は思ったよりもハマり役。開戦を望まなくも軍人としての矜持を示す大和男子演技が渋い。浅野忠信山口多聞は米国のイメージする日本軍人を体現してますね。殉死って外国人からしたら理解の外なんだろうな。
ニミッツがウディ・ハレルソンか。直近で観たのが『ゾンビランド』だったので落差が笑。
vidal

vidalの感想・評価

3.5
ミッドウェイ海戦のシーンの緊張感、迫力はすごくいい。そこだけでも価値はあった(日本負けちゃってるけど…)

ただそれまでのシーンは歴史上の出来事の積み重ねという感じで、映画のストーリーとしての繋がりを感じなかった。
山本五十六とレントンが知り合いだとか、真珠湾だとか、ドーリットル空襲だとか、どれかのシーンがなくても映画としてほぼ問題はなく進みそうで、残念だった。

本筋とは関係ないけど、東京空襲した直後、中国で日本軍に攻撃されるドーリットルが中国の民間人、民間施設狙ったことを憤ってたけど、空襲のことは忘れたのかな?さすがアメリカ、傍若無人。
yuki

yukiの感想・評価

4.0
ミッドウェイ海戦というより空母エンタープライズ、というよりディック・ベスト大尉!という印象。
史実的な正解かまちがいや政治的ニュアンスは一旦置いておいておくが、大勝したアメリカ目線の作品でも戦闘被害の大きい艦載機の操縦士が主役なので日米双方に悲壮感があり良かった。航空戦のアクションも臨場感があった。
日本人の私としてはアメリカ映画なのに浅野忠信演じる山口多聞を冷静で有能な司令官としてカッコよく、そして有名な最期の描写まで時間を割いて描いてもらって嬉しかった。個人的には良作。
ラストの字幕が胸を打った。
※今回は真面目な歴史映画マニアが観たらキレそうな文章で彩られてます。
こういう映画の見方もあるということで何卒ご勘弁を。


ネットの書き込み1「エメリッヒの映画や!期待せんほうがいい!」

ネットの書き込み2「奴はベイと同じ位信用できん!!!見ない方が良いかもな!!!」





…何でや!!!!エメリッヒさんやベイさんにも傑作はあるやろ!!!!
「ザ・ロック」と「ホワイトハウス・ダウン」とか!!!
それぞれ100万回見直せや!!!!!!!!!!ボケェェェェェエ!!!!!!!!!(怒)

…何か「バンブルビー」や「ゴジラ FINAL WARS」時も同じような文章書いてたなぁ。

…まぁ自分が他の人の評価を過剰に気にしすぎなだけかもしれませんが、もう自分の映画を見る目に自信が持てなくなってしまっている。

…もう精神的に疲れてきたけど頑張って書かねば…。
…こんな精神的な苦しみを味わう為に、映画を見始めた筈じゃなかったのにな…。



1942年、ハワイ諸島のパールハーバーに停泊していたアメリカ軍の戦艦が、日本軍に奇襲された!!!
それを機に、アメリカ軍と日本軍の一進一退の攻防が始まった。

激しい攻防の中、日本の目的地がミッドウェー島であることを知るアメリカ軍。
今、ミッドウェー海を舞台にアメリカ軍と日本軍の壮絶な戦いが始まろうとしていた。



第二次世界大戦中の1942年に起きたミッドウェー海戦を描いた、戦争映画大作。
「インデペンデンス・デイ」、「ホワイトハウス・ダウン」等でお馴染みのハリウッドの3大破壊王の一人、ローランド・エメリッヒさんの最新作!!!


今回は第二次世界大戦時に起きたアメリカ軍と日本軍の海戦を描いている。
だが最初にぶっちゃけてしまうが、自分は当時の歴史とか日米両国の視点とかそういうのには全く興味がない!!!
「日米視点が~」とか「政治的な何とかが~」とか「プロパガンダで何とかが~」とか言うのは正直、母ちゃんが観てる恋愛テレビドラマ並にどうでもよかったんだ。
歴史の勉強とかもめんどくさいので、殆ど本作の出来事に関しては調べていません。
伊達政宗を始めて知ったのも、「レッツパーリィ!!」と叫んで刀を6本持って電気ビリビリ出して空を飛ぶようなバカゲーがきっかけだ!!!!wwwww

俺は単純にローランド・エメリッヒ監督のコンバット・アクション大作映画として本作を見に行きました。
このご時世、戦闘機類が銃弾を撃ちまくり火薬で人々が泥まみれになりながら吹っ飛ぶようなドンパチ映画は貴重だからな。
最近はアクション映画もライトな作風が多くなってはいるが、やはり泥臭いドカスカがないとアクション映画を見た気になれねぇんだ!!!
以下の文章はそんなボンクラアクション映画オタクの感想です、予めご了承頂きたい。


そんな心構えで見たが、今作は史実が元だからかエメリッヒさんの作品にしてはかなーり真面目。
日本軍人もちゃんと日本人が演じてるし(何だこの文章)、日本人の描き方もかなり真っ当だ。
(今まで見た外国映画の日本がおかしかっただけかもしれんがwwww)
お話も最初の戦いで苦渋を舐めたアメリカ軍の反撃から始まる攻防をシリアスに描いており、中盤のドラマ重視の静かな展開を得てクライマックスのミッドウェイ海戦へとなだれ込んでゆく展開を真面目に描かれている。

登場人物は多いが、偶像劇にして人間ドラマは必要最低限に描き、最初から最後までアメリカと日本の攻防に徹している。
日本軍もそこまで極悪非道に描かれてないし、アメリカ軍もそこまで楽観的に描かれてる訳ではない。
(クライマックスは少々アメリカ軍寄りな所もあったが、まぁそれはいいや。)
どちらかが正義でもどちらかが悪でもなく、ただ戦いに勝った方と負けた方に分かれただけ。
戦闘アクション映画ではあるが、今作はアメリカにも日本にもしっかり気を遣って描かれていると思った。


んでこの手のコマンドアクション映画で大事なドンパチシーンは最初と最後に集中。
爆撃機で戦艦や敵機と戦うスカイファイトシーンがメインだが、流石エメリッヒさんの映画だけあってドンパチアクションは迫力アリ。
戦闘機や戦艦は主にCGで描かれてるが、それでも戦艦が爆発する爆炎や凄まじい銃弾の中を爆撃機で突っ込み爆撃する場面は流石の迫力。
爆破や鉄臭さや泥臭さをしっかり感じれる良いドンパチ描写になってました。
CGも上手く活用すれば、やればできるんですねぇ。
エメリッヒさんらしく、海戦のスケール感も素晴らしく、映画館で見て良かったなと思いました。


といった感じで、一見ドラマもアクションもしっかりしてる(と思われる)本作ですが、やはりドラマが真面目な分中盤のドラマ場面は少々長く感じてしまった。
クライマックスのお膳立てとして必要なのは分かるが、もう少しテンポ良く出来んかったんだろうか。
(まぁエメリッヒさんの映画にドラマを期待する方が間違ってると思うが。)
後、登場人物のキャラは最低限にしたのは分かるが、それでも誰が誰だか分かんなくなることが多かった!!!
メガネの情報担当や敵討ちに燃えるパイロットの男辺りは分かったが、顔や名前を覚えるのが苦手な自分としては結構大変だった。wwww


何だかんだ書きましたが、俺的には普通に楽しめる真っ当な戦争映画大作だった。
歴史映画ファンからしたら文句が多い作品かもしれんが、歴史に疎い俺からしたら中盤の話が長い位しか難点が見つからんかったよ。
それでも序盤やクライマックスのアクションが楽しかったので何だかんだで個人的には「見て良かった」と思えたのでした。

え、お前が勉強不足で単純思考なだけだろうって?
すまんね、勉強は嫌いなんだ。

そんな訳で俺は普通に楽しかったです。
ドンパチ映画好きなら劇場で観て損はないと思う。ただし歴史に煩いヤツはあーだこうだ言いそうなので帰れ。(オイwwwwwww)

とりあえず歴史映画に煩い人はゴジラ映画に煩い人並にめんどくせーなと思った夜長なのでした、まる。
ヨーク

ヨークの感想・評価

4.0
俺はエメリッヒ作品を全部観ているわけではないんですけどあれですよね、多分世間一般ではバカ映画の名手という認識でハリウッドの破壊王なんていう二つ名だって良くも悪くもそういうドンパチメインの劇場を出たら三歩で忘れるような内容のない映画ばかり撮っているというイメージからきているのだろうと思われる。
まぁ俺もエメリッヒ作品は半分くらいしか観ていないけれど上記したものに近い印象ではありますよ。初めて『インデペンデンス・デイ』を観たときなんてまだ無知な上に血気だけは盛んな10代だったもんだから、なんて軽薄なアメリカ賛美の映画だ! こういう作品がヒットするから映画が芸術ではなく商品に堕落してしまうのだ! と青臭い憤慨をしたものだがそれから数年経って見直してみたら割と作品全体に乾いたトーンがあることにびっくりしたんですよ。表面的にはエイリアンVS人類のバカみたいで破壊的なアクション娯楽映画に見えるけどめっちゃ冷めた視点から描かれているような気もして何かハッとしたんですよね。何にハッと気づいたのかというと、この監督メチャクチャ性格悪いんじゃないだろうか…ということです。もっと言えばバカみたいな映画を撮ってそれを観て喜んでる客をバカにしてるんじゃないだろうかと…。いやエメリッヒがそんな意地悪な人かどうかは分からないし完全に俺の想像ですけどね、ですけど『2012』とか悪ふざけも甚だしいし、古くからのファンのイメージを叩き壊した『GODZILLA』とかも敢えて客の反感を買うようなゴジラのビジュアルに挑戦したとかそういうところあるんじゃないかなと思うんですよね。映画のテーマを俯瞰して、それと観客の需要とを相対化してどういう反応が来るのか楽しみに実験してるような感じもする。エメリッヒ自身がインタビューとかでそういうことを言ってたわけではなく俺が勝手にそう思ってるだけですけど、きっと彼は確信的かつ冷笑的にバカみたいな映画を撮ってそれに対する客の反応を眺めてニヤニヤしてるタイプの野郎だと思いますよ。いけ好かない皮肉屋って感じだがそういう皮肉が彼の作品の裏テーマになっているような気はします。とりあえずホワイトハウスを爆破しとけば喜ぶ客のことはバカにしてると思うね。私見ですが。
俺がそういう風に思うようになった理由の一つとしては『インデペンデンス・デイ』を観た数年後にエメリッヒがドイツ人だったと知ったことも少なからずあると思う。てっきりアメリカ人の監督がアメリカ万歳な映画を撮ったもんだと思ってたんですけど全然違ったんですよね。どこか乾いて冷めたトーンがあるというのもきっと外国人がアメリカ万歳な映画を撮ったからだろう。また、そういう意味では観客が何を求めているかのニーズに応えることができるクレバーで商売上手な映画監督なのだとも言える。その才能があればこそハリウッドの破壊王とまで言われるある種のジャンル映画を代表する監督にもなれたのであろう。
さてそれで『ミッドウェイ』である。別に軍事オタクではなくても大抵の日本人なら知っているであろう(知ってるよね?)前大戦の趨勢を決定的に決めたと言われるミッドウェイ海戦をテーマにした映画である。先に結論を書けば俺にとってはかなり面白かったです。そしてその面白さの理由というのは長々と上で書いたエメリッヒ特有のバカ映画担当監督的な部分もなく、派手な爆発やアクションで満足するだけの客に対する冷笑的な皮肉もなく、かなり真面目にミッドウェー海戦を映像化していたからです。まさかエメリッヒ作品で結構真面目に感動するとは思わなかったほどちゃんとした戦争映画だったんですよ。
しかし本作は別に作風がガラリと変わったわけではなくあくまでもエメリッヒ作品の延長線上で辿り着いた戦争映画なんですよ。単純な暴力の応酬とかは『インデペンデンス・デイ』ではスカッとしたり笑える描写として描かれていた。それは序盤で無慈悲に殺された人類が反撃タイムの後半で逆にエイリアンを躊躇なくぶっ殺すという感じだ。『ミッドウェイ』でもそういう暴力の応酬や暴力の連鎖は描かれるがそのトーンは全く違う。ドが付くほどシリアスな描写で米軍と日本軍の暴力の応酬が描かれる。そこには映画に暴力を求める観客への冷笑や皮肉はなくむしろ悲しみがあるんですよ。この映画の一番の見せ場であろう米兵の主人公の急降下爆撃のシーンでもそこで流れる劇伴にはどことなく悲しげな旋律が隠れている。ただの破壊的なバカ映画ならそういうテンションが上がるシーンで客の心がちょっと二の足踏むような劇伴にはしないですよ。そこにあるのはエメリッヒが一映画人として皮肉や哄笑よりも戦争のどうしようもないしょうもなさを描くことを優先したということだろう。それは俺にとっては感動的なことだったんですよ。
そこが最高でしたよこの映画。ラストもボロボロになった主人公の表情とか凄く良かった。神風アタックに代表されるような旧日本軍の戦争マインドも狂っていたけれどアメリカ軍における理想の英雄的な軍人像というのもやはり同じくらい狂っているのだと思い知らせてくれますよ。
それはそれとして派手なドンパチシーンは派手なドンパチシーンとしても面白かったし立派な戦争映画でした。
Annie

Annieの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

戦闘シーンの迫力は凄くて
そういう意味ではいい映画だった。

ストーリーとしては、
パールハーバーの攻撃からミッドウェー海戦までで、前後が描かれていないので、
単に日本が奇襲をかけアメリカが復讐を果たした、となっているように感じた。
なので日本人としては、
複雑な気持ちになる映画だった。
(アメリカ兵に感情移入してしまいそうになる…)

でもアメリカ側では、これがきっかけと思う人も実際にいそうなので、戦争を後世に伝えていく際に、各国の主観でみてはいけないと考えさせられた。

このレビューはネタバレを含みます

勝手にアメリカ軍強い。ってイメージあるけど、「日本軍強い。恐ろしい」って描写があって戦争は人間同士の殺し合いなんだと改めて認識した。
実話系戦争映画ではお決まり(?)の登場人物のその後も良かった
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