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動画配信は2026年9月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次
裸のマヤが配信されているサービス一覧
裸のマヤが配信されていないサービス一覧
裸のマヤの評価・感想・レビュー
裸のマヤが配信されているサービス一覧
『裸のマヤ』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
裸のマヤが配信されていないサービス一覧
『裸のマヤ』に投稿された感想・評価
テクニカラーのマッチョの感想・評価
2026/10/04 01:28
3.0
画家ゴヤとアルバ女公爵の恋愛を題材にした歴史メロドラマ。ゴヤのダークな画風と私生活を期待して見ると期待を裏切るので、あらかじめ、あくまでもフィクションの歴史メロドラマとして見る事をお勧めします。
ゴヤは酒場にお供を連れてやってきたアルバ女公爵と出会う。宮廷の変わり者で国民人気の高い女公爵と、情熱的な青年ゴヤはお互いに惹かれ合う。やがてゴヤは宮廷画家になる。王妃と対立した女公爵は追放され、それを追ってきたゴヤは彼女をモデルに「裸のマハ」を描く。王妃と結託する首相ゴドイはゴヤを宮廷に戻さないと異端審問にかけると女公爵を脅し…。ナポレオンによるスペイン侵略を背景に陰謀に翻弄される恋人たち……。
というように、ゴヤの人生をキレイに洗濯してしまっているので、letterboxdなどではボロクソな評価をされていますが……。個人的にはゴヤの人生にそれほど興味があるわけではないので、歴史メロドラマとして楽しみました。豪華なセット、華麗な衣装は見応えあり。
そのうえ、いくつか興味深い要素があります。
もともとアルバート・リューインが監督する予定で企画された映画なんですね。そのためその名は脚本家として残されています。リューインといえば「月と六ペンス」「ドリアン・グレイの肖像」「パンドラ」など、美術、芸術を映画に昇華する監督。リューインが監督していれば、裸のマハも登場人物の権化のように情念を込めて映し出す見せ方をされていたかもしれない…。
結局ヘンリー・コスターが監督したのでちらっと映すくらいでコスターはあまり絵画には興味がなさそうな。もっとも本作は伊米合作映画のため、ヌード画をまじまじ映さないのはアメリカ公開に配慮した可能性もあるのかもしれない。
ちなみにアルバ女公爵がマハのモデルだった説は現在では否定されており、むしろゴドイの愛人がマハ説もあったりします。
また伊米合作映画の宿命で後からの録音による英語吹替となっており、エヴァ・ガードナーの声はたぶん本人の声とは思いますが(アンソニー・フランシオサの声は知らない)、同時録音でないのが丸わかり。当然イタリア俳優の声は別人による吹替なのが残念です。イタリアからはアメデオ・ナザーリ(ゴドイ)、ジーノ・チェルヴィ(カルロス4世)、レア・パドヴァニ(王妃)、マッシモ・セラート(当て馬)と錚々たるメンツが参加しているのも見どころといえます。
イタリア系アメリカ人とはいえアクターズ・スタジオ系のアンソニー・フランシオサは野性味のあるゴヤを演じていますが、やや精細に欠けます。いっそアメデオ・ナザーリがゴヤを演じていたら…と妄想してしまいます。
一方エヴァ・ガードナーは彼女最後のMGM契約作品。衰え始めた美貌も含め破天荒な女公爵を演じて貫禄の存在感。エヴァとフランシオサのダンスはさすがの見せ場。
イタリア陣営では、軽薄で陰険な悪役ぶりを見せるナザーリと、完璧なる当て馬ぶりの二枚目セラートが印象に残りました。
音楽はアンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ。ペプラム(イタリア製マッスルアクション史劇)でよく聞く人なので、半裸のマッチョが現れそうですが、歴史メロドラマの気分を盛り上げていました。
カメラはジュゼッペ・ロトゥンノ。テクニラマ、テクニカラー(プリント)による豪華な映像。
イタリア側はTitanus、アメリカ側はMGMとユナイテッド・アーティスツによる伊米合作。
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