実話を元に作られた作品。
ストーリー的には映画という観点でみると目新しさはないはずなのだが、やけに引き込まれ、飽きずに鑑賞できた。
これがウィルスミスの演技力の力か?と関心。魅せ方が良い。
最近年々涙腺が弱くなってるのを感じた。
一つのスポーツに全力で打ち込んで、結果を出して、歓喜するウィリアムズ姉妹を見てると、中学高校時代の自分の部活動と重ねて、目頭が熱くなった。
ただ「スポーツの素晴らしさとウィリアムズ姉妹の努力と結果」に感動をしたのであり、
映画で魅せたいテーマの一つであろう「親子愛」は、ウィルスミス演じる父親の行動、言動に共感できない部分が多く、あまり自分の琴線に触れてこなかった。
結局何が伝えたいのかいまいちテーマがブレていると感じた部分はあったが、実話なのでそんな懸念はナンセンスなのであろう。
またそこまで鑑賞者を物語に陶酔をさせることができるウィルスミスの演技力はやはり評価するべきなのだと思った。