Gocta

陸軍のGoctaのレビュー・感想・評価

陸軍(1944年製作の映画)
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福岡で質屋を営んでいた一家の、幕末から第二次世界大戦に至るまでの戦争との関わりを描いた映画。面白かった。

陸軍省の支援で戦中に作られた映画なので、愛国心に訴える発言や軍人かくあるべしと言った言葉が至るところで出てくるなど、戦意高揚の意図があるのは必然。ただし、愛国者の東野英治郎や田中絹代に息子の心配をさせるなど、親としては当然持ちつつも当時は言葉や態度で表立っては見せられない感情も出ている。
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