2020年最後に素敵な作品に出逢えました。
自分にとっての“きらめき”って?
あなたの“夢”や“目標”はなに?
“なのために”生きるの?
別に誰かに言われたわけではないはずなのに
自分の中で勝手に膨らんでいた問いかけ。
それらがないと、
生きる意味がないんだ。
価値がないんだ、、、。
そう思い込んでいたソウル、22番。
悍ましいと地上に生まれることを拒んできたこれまで。
はたまた、音楽家になるという夢を諦めきれず、
地上に戻ることを目指す、ジョー。
夢を叶えることが出来れば、きっと
今までの人生も報われるのだと…。
だけど
そんな二人が出会い過ごすなかで見えてきたのは
日常の些細な幸せ。
獣医を目指していた床屋さんのエピソードや
海を目指す魚の話をしてくれるドロシア。
いい匂いのピザや、どこか心を揺さぶるストリートミュージシャンに
秋をお知らせする風。
自分にとってのきらめきって何だろう。
夢や目標が叶えられなくたっても
それまでにどんな道を進んできたのか。
どんな風に歩んできたのか。
観た後に考えさせられる、そして優しく励ましてくれる
本当に温かい作品でした。
目には見えない生死、またゾーンの想像の世界を誰にとっても
わかりやすく映像化。映画館でも観てみたい!
サントラも要チェックです!!
またジェリーがソウル達を静かにさせるときの
「だんまりきつね〜」の表現が好きだなあと思いました。
テリーの扱い方もね。(笑)