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愛なき森で叫べのrisaoのレビュー・感想・評価

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)
3.2
先月鑑賞してたもの。

元になってる事件、言葉を失うくらい怖いから見るの覚悟したけど、意外と見れた。前半は単純につまらなくて不快なシーンが多すぎて、後半は焼き回しのグロさ、それぞれ別の意味できつい。

園子温監督の冷たい熱帯魚は衝撃的で狂い切っててとても忘れられない作品で、今回も狂気という点では似ているのに、感じたことの違いはなんだろうと考えたときに、キャストの演技と、ラストの突き抜け感なのかな?と思った。

村田は、もっと突き抜けてサイコな人物像にしてほしかった。サイコというより胡散臭い小物感って感じが強い。
うまく語れないけど…椎名桔平は安定の演技だけど、安定すぎて個人的には響くものがなかった。
ラストも、実際の事件とは異なるif的な要素があったけど、それだったらもうとことんこらしめてほしかった。期待してたからかちょっと拍子抜け。
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