2020年やたら評価の高かったこの映画。サブスクまで待ちきれずレンタルしてしまった。いいぞ！面白いぞ！！
元々は高校演劇らしく、スタンドで応援する高校生の会話だけで物語が進んでいく。演劇部、元野球部、帰宅部とお互いに接点の少ない4人だからこそ、何気ない会話のラリーから「あれ、そうなの？」という新しい情報が出てくる。そういうちょっとしたサプライズにツッコむタイミングが登場人物たちと一緒で少し心地良かった。
正直、高校演劇ってだけでちょっとなんとも言えない気分になるけど（むしろ、そんな気分になることが気持ち悪いというか笑）そういう色々は容易く吹き飛ばして爽やかな後味。熱血先生が言いたかったのはこういうことかな。これは舞台でも観てみたい。
分かったのは、青春は進研ゼミだし人生は送りバントだってこと。あながちそんなこと無くもないかもしれない。
