hi1oaki

ザ・ゴーレムのhi1oakiのレビュー・感想・評価

ザ・ゴーレム(2018年製作の映画)
2.9
今にもヘルボーイが出てきそうな、現実とオカルトのミックス具合。
日本ではドラクエでその存在を知った人が多いであろうゴーレムを題材とした話。舞台はメルキドではありません。
最近多い気がする“古典的な話に現代的なプロットを乗せた作品”で、古い価値観に抑圧された女性が自らの努力で“力”を得る。
ただそこらへんを含めても、この物語の範囲内で起こりそうなことしか起こらないのが残念。途中で“悪”の位置付けの地盤が揺らいで盛り上がりに欠けることになってたりもする。


〈以下少しネタバレっぽいかも〉

ドラクエよりも『AKIRA』寄りなゴーレム君の活躍をもっと見せてほしかったかなー。
どうせやるならエンディングは、成長したゴーレムを従えたハンナが人の沢山いる街を闊歩している姿の方が、やりきってる感があって良かったかなー。
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