まず面白い。
B級に行かないハイクオリティなインディ魂。
心地良さと不安定さからのあのラスト。すごい。
『ドライブ・マイ・カー』の【監督/脚本】濱口竜介×【音楽】石橋英子というタッグのさらなるコラボ>>続きを読む
わかっちゃいたけど、心の片隅で純然たるアニマルホラーを期待してしまった自分もいるんだけど、うーん…。
開き直って大学寮コメディとして楽しむか…と思っても、うーん…。
ホラーとしてもコメディとしても中途>>続きを読む
人間の命や建造物など意に介さない非情な怪獣プロレスが良かった。それでいてゴジラもコングもかわいいんだよな。
ゴジラの放射線チャージは『キング・オブ・モンスターズ』から気になってて、人間チームのどうでも>>続きを読む
『ミスミソウ』というイヤな傑作を撮った内藤瑛亮によるオリジナル脚本ホラー。
オカルト系Jホラーの雰囲気でホームインベージョンスリラーを撮っている。今回もイヤな映画になってる。
ちょっと闇が浅いかなと>>続きを読む
・大人のかわいいラブコメ
・警官コメディ
・群像キッズコメディ
・ミュージカルコメディ
↑等を貪欲に入り乱れさせ、それぞれのキャラクターを単色の色で分けた(家族は同系色)ラフスケッチのようなアニメー>>続きを読む
ゾンビ映画と同じで、状況を提示しつつその世界で、人間がどう生きるかというのが主題。
ゾンビ映画と言っても『バイオハザード』みたいに最終的にボスキャラと対決!みたいなやつじゃなくて、ロメロ作品とか『ウォ>>続きを読む
アバンとエンドクレジットのグラフィックが絶妙にかっこいい。ストーリーに合わせた意味もある。
いろいろ雑だけどまぁ高尚な映画じゃないからね。クローネンバーグの息子と構えずに“田舎怖いホラー”あるいは“島>>続きを読む
ブッチャーとかファンクス、ジェットシンはもちろん、リック・フレアーとかハーリー・レイス、ビル・ロビンソンにジミー・スヌーカ、そんなレスラー達が来日して興行に参加していた時代。プロレスがテレビのゴールデ>>続きを読む
リアルギャングスタな獄中ラッパーというベーストオントゥルーストーリー。予告やHPで紹介されている通りの話。ほんとそのままで逆に驚いた。実話ベースとは言え本当に宣伝文句に行き着くまでの話で、その後どうな>>続きを読む
ノーランのオッペンハイマーのとこに書きましたが、内容のスコアどうこうではなくアマプラでの配信版の字幕がひどいです。
自動翻訳な文章はギリギリ我慢できるレベルなのですが、一瞬で消える長文は許容できない。
映像よりも音。物理を音で表現している映像作品として優れていると思う。
ノーランの新作を半年以上待たないと劇場で観れないってどんだけカルチャー後進国なんだよ。
『エブリシング・エブリウェア・オール・ア>>続きを読む
前作同様ゴキゲンにちょうどいい面白さ。
前作のメンバーは再集結するけど、描く人物を絞り、新キャラと懐かしキャラに時間を割く事で繰り返しを避けてる。
ポール・ラッドは2000年代に入ってからのコメディ>>続きを読む
こういう続編が公開されるにあたって、本編前に前作の粗筋説明があるかどうかは明確にしてほしいなぁ。
とりあえずこの作品に関しては無かった。
ちゃんと前作復習してこいよって話。
そもそも映画ってまずクリ>>続きを読む
これはちょっと…なんちゅう話だよ…っていうやつ。
ホラーじゃないのに、ほぼ全シーン怖いと言っても過言ではない。怖さのバリエーションも豊富。
話がリアルかどうかとかそういう事を飛び越えてくるトラウマな終>>続きを読む
なんかすごくいい。
仕事をしていれば虚勢を張って立派な自分を装えるけど、地元で家族のもとへ行くとうまく振る舞えない。あるなぁ。あるある。
そんなセロニアス“モンク”エリソンを突然襲う“誰にでも起こり>>続きを読む
犬達が超かわいい。
バカみたいな言い方だけどほんとにそうなんだよな。
バットマンのいないヴィランだけのバットマン映画みたいな感じかなと思ってて、確かにそういう部分もあってそこを期待していたっていうの>>続きを読む
ヘンリー・カヴィルとデュア・リパの使い方!
それを差し置いてメインを張るのがブライス・ダラス・ハワードとサム・ロックウェルっていう脱力構造。
ジョン・シナとかソフィア・ブテラも出てるし、アリアナ・デボ>>続きを読む
アレクサンドル・アジャだ!
….と脊髄反射気味に観に行ったんだけど、アジャは製作か!
監督はアジャ制作のもと『マニアック』のリメイクを撮ったフランク・カルフンでした。
ポスタービジュアルを見て“こん>>続きを読む
2024年のJリーグ開幕戦前にいいもん観れた。
宣伝ビジュアルではコレがタイカ・ワイティティの新作だとは思えないんだけど、ニュージーランドに生まれ、自身をポリネシア系ユダヤ人と表するワイティティが米>>続きを読む
すごくバカみたいな言い方になるんだけど、裁判って大変だよねって思った。
事故?
自殺?
他殺?
証拠や証言を少しずつ積み上げて観客を翻弄してくる映画なんだけど、感情がどちらかに寄りそうになるといきな>>続きを読む
Sony's Spider-Man Universe・・・
契約のアレコレなのか、スパイダーマンを使えず“MCU絡みの残り物のスパイダーマンのサブキャラ”で映画を作り続けてるけど、コレもうどうなのよ?>>続きを読む
“人はなぜ見て見ぬふりをしてしまうのか”という事をフィジカルとメンタル両方の意味で描く宮廷サスペンス。
さらに“闇に入り込んでこそ真の闇を知る”という事も多面的に描かれている。
映画全体のトーンとし>>続きを読む
ぶっちゃけ曲作りのシーンとかは“見せるために撮ってるよね”と思ってしまうけど、それによってテイラー・スウィフトの“カントリーを出自としながら保守派の怒りを恐れない(あるいは正しく恐れる)”という姿勢が>>続きを読む
夢を見ていて何をしてもどう足掻いても悪い方向に転ぶ。そんな嫌な夢が覚めてくれない。そんな感覚をずーっと味わえる鬱々コメディ。
それをアリ・アスターが撮ってるんだからもう極上の不快さですよ。
物語として>>続きを読む
さながら大き過ぎるものに抵抗する姿はドン・キホーテ、あるいは民衆を導きながら闘う姿はジャンヌ・ダルク。
株には詳しくなくて、劇中で語られる用語もところどころわからない部分もあるんだけど、この“弱きもの>>続きを読む
映画史に残るであろうクズ男。
クズ過ぎて、そのクズさの一部を自分が持っているかもしれないと思いを寄せてしまい共感性羞恥を感じてしまう。要は観ていて恥ずかしくなるクズ男。
そこまで引き込まれてしまうくら>>続きを読む
原作がゲームとは知らなかった。
なるほど。着ぐるみホラーやおもちゃホラーではなくアニマトロニクスホラー。
子供達がたくさん出てくるので、ジュブナイルホラーかと思うけど、その子供達に起こる事(描かれては>>続きを読む
『哀れなるものたち』を観たので、こっちも観ておこうかって感じでユニバーサルのフランケンシュタインを。
もう少しで100周年。
メアリー・シェリーの原作に至ってはもう200年前の作品だっていうのがすごい>>続きを読む
劇場で観たことのなかったタラ映画。
いまさら何を言うこともないマスターピース。
リバイバル上映に感謝。
今の若い子がコレを観ても結構普通に感じちゃうのかな?
『レザボア…』〜『パルプ…』をほぼリアル>>続きを読む
なんと『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(原題: Wyrmwood )』の続編!
前作が好評だったのか?
ゾンビが燃料な世界(だからサステナブル)。
けっこう前作から引き継がれてる要素が多い続編。>>続きを読む
ネトフリで配信が始まったので観てみたら、冒頭からマブリー VS ワニとか景気いいじゃん!
…なんて思ってたら、設定がやけに先日観た『コンクリート・ユートピア』に似てる。
え?
コレって!
マンショ>>続きを読む
架空の19世紀ヨーロッパ。
女性版フランケンシュタインの怪物を用いてフェミニズムを語るスチームパンクでゴシックなSF。
アラスター・グレイの小説が原作で、一見“なんでこんな話を思い付くんだ?”って思っ>>続きを読む
予告編を観て“あーこういうのはちょっともういいかなぁ…”と思った人も多いのでは?
結論から言うと確かにその直感は正しいかもしれない。
予告編以上にグロテスクで鬱だったりはして、作り込まれている部分はよ>>続きを読む
日本では劇場公開されなかったDCEU映画。
ニコニコで観れます。
バカ家族のバカさに最初はイライラしちゃうけど、その家族をどんどん好きになる。
なんだかDCEUはMCUよりも劣るみたいな認識をしてい>>続きを読む
やはりジェームズ・ワン。
映画作るの巧い。物語の骨格がちゃんとしてるので、大傑作ではなかったけど良い物を観れた感が残る。
同じ事がイーライ・ロスにも言えるんだけど、2人ともホラー映画で“嫌だなぁ”を丁>>続きを読む
科学的にどうとかは置いといて、ラストシーンまで終末世界の景色や生活の見せ方に工夫を惜しまない。それだけでも価値のある映画。
巨大アパートが舞台だけど、そのワンシチュエーションで見せている作品ではない。>>続きを読む