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ディレイルド 脱線のRekoのネタバレレビュー・内容・結末

ディレイルド 脱線(2018年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

き、嫌いじゃねぇ~!!! ちょっと好き。

ポスターでネタバレしてるけど、冒頭30分に謎要素を詰め込まれたサバイバル・クリーチャー映画。
ハロウィンの日、体験型殺人ミステリー列車に乗車する人々の姿を描く。「オリエント急行殺人事件」の登場人物をちょびっと参考にしたような古風な出で立ちの乗客たち。
この時点で示唆されている『ハロウィン』の日に『靄』の中に佇む列車に乗り込むというのがポイント。
見直すと割とあからさまな描写だな。

殺人、強盗、脱線、急襲、脱出。次々と起こるハプニングの多さに、なるほどタイトルに相応しいストーリーの混迷っぷり。二重の意味で付けられたタイトルだったらおもろいなw
後半の突拍子もない怪物の出現に、この映画ではサメかワニにして作品を分ければいいのになあ、とも考えたが、この混沌っぷりが醍醐味なのかも。嫌いじゃないぜ。

列車の内装とか脱線後のロケ地は安っぽいんだけど、怪物のビジュアルがなかなか良い。怪物の丸呑みゴア描写すっごく良かった。
死後ループモノのオチも好き。
ただ、詰め込みすぎ。

終盤ビショップが登場してビビった。
ビショップが出現したことで、オチの重みが出た気がします。何故か納得させられるような語り口調だった。
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