今作を見るまでは、facebookやマーク・ザッカーバーグに対して持っているイメージは、映画「ソーシャル・ネットワーク」のイメージや、今作中で語られるような「パーカーを着た善人が世界をつなぐイメージ」に近かった。
だが、現状は違う。ビックデータとアルゴリズムによって個人個人に合わせた広告や情報を供給され、都合のいい方向へ誘導される。
トリニダード・トバゴや大統領選挙、ブレグジッドで行われたことが本当なのだとしたら、こんなことが許されるのだろうか?プロパガンダ映画なんかよりよっぽどたちが悪くそれを黙認する企業側にも何らかの責任を問うべきだろう。