インターカステラー

スーパー30 アーナンド先生の教室のインターカステラーのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

握手は簡単な組み合わせの問題でしたね。握手は対になって初めてできるものなので、30 × 29ではペアのダブりができてしまう。

(n-1) + (n-2) + ... + (n-(n-2)) + (n-(n-1)) = 握手の数

【5人の場合】は以下の図の組み合わせになる。

🫱🏻 🫲🏼🫲🏽🫲🏾🫲🏿   
🫱🏼 🫲🏽🫲🏾🫲🏿
🫱🏽 🫲🏾🫲🏿
🫱🏾 🫲🏿

4 + 3 + 2 + 1 = 10
で10回とわかる。

もっと簡単な図式は、
n × (n-1) ÷ 2 = 握手の数
5 × 4 ÷ 2 = 10

つまり【30人の場合】は

30 × 29 ÷ 2 = 435(2回目に答えた870回の1/2の数)
となる。


自分が講師だったら1番基本的かつ大事なことを最初に教える。アーナンドが最初に教えたことは『常に考えろ(?をもて)』と『握手の数』でしたね。

前者はそのままの意味ですね、自分も頑張って心がけています。やはりこれを幼少期からしているのとしていないのとでは知識と知恵に雲泥の差がでる。「こいつは人生何周しているんだ」と思わせるやつはこの思考であることが多い。

後者は「他人の目線になって考えろ」もしくは「他人を想って行動しろ」ってことを伝えたかった気がします。本が足りないときに投影機を作る様や劇で助けあう様、悪党を撃退する様などから子供たちにも伝わっていたことがわかります。またみんなで協力し合うことで仲間意識が強まり知識の共有ができる。自分がその日学べなかったことをお互いに教え合うことで一人で勉強するより何倍も効率がいい。8ヶ月という限られた時間の中で、そもそも環境が劣悪でスタートダッシュが遅れた30人が穴を飛ぶためには文殊の知恵を使わなければならない。あの中で歪みあっていたらそれこそ勉強どころではない。30人全員が合格できたのも納得だ。ここで囚人のジレンマのように誰か一人でも出し抜くようなことをしていたらこの結果にはならなかっただろう(フッガーは逃げちゃったけど😿)。

自分との戦いの代名詞ともいえる受験勉強で、他の塾とは逆の思想を教えるアーナンド。大富豪に例えると、彼はジャックかな、4ペアで革命を起こしたのだ。そして大臣とラーランは🃏。そんなジョーカーに負けない最下層にいる♦️3の子供たちは普段誰にも勝てない弱い存在だが、革命時は最強のパワーをもちエクセレンスの2たちを圧倒し、そして唯一🃏に勝てる楔の一撃になったのだ!!!

スーパー30!!!!
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