福田尚秀

スーパー30 アーナンド先生の教室の福田尚秀のレビュー・感想・評価

4.1
アーナンド先生は私塾を開き、貧しい家庭から子どもたち30人を選抜し、寮と食事を与えながら、超難関校であるインド工科大学に全員合格を目指すという奇跡のようなお話し。実話にもとづいてます。

まるでインド版「ドラゴン桜」。

インド特有の階級制度、激しい経済格差。能力があっても子どもちは学びの場がない。

アーナンド先生自身、独学で学んだ数学の論文が学術雑誌に掲載されケンブリッジ大学の入学資格を得たが、貧しさのため諦めた過去を持つ。それが彼の原点ですね。

インド映画なので、もちろんミュージカル仕立ての部分もあり、踊りもあります。困難につぐまた困難。絶対に諦めないで頑張る姿に感動しました。

タイムは彼の私塾をアジアで最優秀の学習塾と評し、ニューズウィークは世界で最も革新的な教育機関の一つと紹介した。

教育の力、凄いですね。「知は力」です。
福田尚秀

福田尚秀