すごく久しぶりの映画鑑賞となってしまったが、良い映画を見てたくさん泣くって、精神衛生的にめちゃくちゃ良いなと再確認。
最高のエンディングからの、エンドロールの背景に静かに流れるsimply loveがあまりにも心地よくて、聞き入ってしまった…。"love is simply love"
何人ものキャラクターを通して、いくつであっても自らの過ちを認めることで前に進むことができる、と語りかけてくれる作品でもあったなあ。
その他に印象的だったのは、10代の子の世界に家族という社会が占める比重の大きさ。カミングアウトは、彼らにとってその小さくて大きい社会を壊してしまうかもしれない恐怖と表裏一体。そしてエマはついに最後まで、両親との軋轢が解消されることはなかった。
けれど、彼女にとってバリー達が大きな心の支えになったことは間違いなくて。自分も10代の子達の世界を広げられるような、そしてたくさんの愛情と勇気を与えられる大人になりたいと改めて思う。最近のテーマは「自分が10代だった頃に必要としていた大人になる」ことなんだけれど、バリー達はまさに理想とする姿の一つでした。
やっぱり映画いいな。学生のうちにたくさん見るぞ！
最後に大好きなDance with youから↓
［暴動は起こしたくない 先駆者にもなりたくない シンボルにはなりたくない 教訓になるのもイヤ 私の望みは単純なの 何がしたいかというと ただあなたと踊りたい 世界のことなど忘れてあなたと踊りたい］
2020 #141
2020 自宅鑑賞 #106
