思ったよりもずっと歌い続けてた映画。
何か問題が発生するとすぐに歌のシーンに入って、登場人物がみんな異常なくらい素直だったりするから、歌うだけで簡単に状況が好転してしまう。そんな不自然でご都合主義的な部分は多々あれど、底抜けに煌びやかな映像と歌のおかげで、それでも良いかと思わされる魅力がある。
そもそも今の時代にLGBTQをテーマにしている以上、あまりに差別主義者を頑固に描くのも不自然なのかもしれない。校長先生がLGBTQに対して理解があって主人公の味方になってくれてる所とか、今どきだなぁと思った。