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オペラ座の怪人のtokioのレビュー・感想・評価

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)
3.8
19世紀のパリオペラ座の雰囲気に圧倒され、ファントムの謎に引き込まれ、2人の愛の行方を見守っているうちに明らかになっていく悲しい過去の話、そして回想シーンの意味が分かる頃には既に物語の終盤。とにかく濃い。
惚れた女のために音楽を作っていたらその音楽を聴いた別の男性が女に惚れてくっついてしまうなんて確かにそれはしんどいよなファントムよ…。
光と闇、自由と不自由、そういう二項対立で描かれる恋愛戦争。
いつだって最後は光が勝つんですけどね。サッカー部のキャプテンが一番モテるんですけどね。はいはい。
ラストのシーンは思わず鼻の奥がツンとしてしまいました。
名作ですね。
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