奇跡の映画としか言いようがない。
怪人はストーカー気質であり罪も犯しているわけで冷静に考えれば共感できない。原作を美しく仕上げている感は否めないが、それでもやっぱり一つの作品として素晴らしいと思う。
劇団四季やブロードウェイでも観劇済み、同作品の数々のカバーを観ているが
これを超えるキャスティング、音楽、映像は今後も現れないのではないか。
クリスティーヌの姿と声がただただ美しい。think of meを歌い始めるあのシーンに幾度となく身震いする。
そして何度怪人に恋したことか。
ミュージカルファンとなるキッカケを与えてくれた作品。
究極の美がここにはある。
