気軽になんか映画みたいなって時じゃなくて、しっかり時間作って、今日は映画に浸りたいなって時におすすめ。
最後20分くらいじんわりしっぱなし。
又吉さんの原作感を大いに感じ、行定勲監督の色がそこまで強くない感じ。
でも、やっぱり行定勲監督が映し出す人の奥深い部分の感情、現実との間に生まれる葛藤が、ブローのようにきいてくる。
純愛が軸にあるので観ていて幸せな気持ちにもなるし、やるせない気持ちにもなるし、映画って面白いなと思わせてくれる演出もある。
ナラタージュほどのエグさは無く、観終わった後のどんより感はないです。
山崎賢人さん、松岡真由さんの演技もちろんよかったです。面白かったです。
