ジャニーズ映画だと侮ってるとびっくりする。贔屓目なしにちゃんとちゃんと面白いし、良い意味でむずがゆくなる。
なんでラップ?と最初は思ってたけど、ラップの起源である「レジスタンス」が根底に流れてるからなんだな、と。達磨さんのシーンは圧巻。めちゃくちゃ鳥肌がたった。あのシーンのためにこの映画がとられたって言われても納得してしまうくらい。
勝利くんの顔面って綺麗すぎて良くも悪くも扱いが難しいと思うのだけど、素材を最大限うまく生かして、かつ勝利くん自身がめちゃくちゃぴったりに解釈を噛み砕いていたからこそ、こんなに面白くて愛しい映画になったんだと思った。