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死霊魂のphiloponのレビュー・感想・評価

死霊魂(2018年製作の映画)
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右派というレッテルを貼られて国から再教育収容所に収監された55万人の人々。
その中で、過酷というのも生ぬるい環境のとある収容所で開墾を強いられた3200人。内、1961年1月に開放された時点での生存者が500人(死因の殆どが最も苦しい死に方の一つであろう餓死)。何とか生き残った者も文化大革命が終わる1978年まで差別を受け続ける。

本作でインタビューに答えていた生存者も17年に及ぶ撮影の間にほぼ死に絶えてしまっており、この事件の記憶も失われつつある。
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