1960年前後の中国の労働改造所(夾辺溝農場、夾辺溝収容所。および、明水と呼ばれた土地の開拓)の過酷な実態についての八時間超えドキュメンタリー。
1956年フルシチョフのスターリン批判からの流れで、…
8時間を超えるカンヌ国際映画祭史上最長ドキュメンタリー。
毛沢東の時代に百家争鳴キャンペーンにより右派とされ、再教育収容所へ送られた人々の話。
収容所の9割が飢餓で亡くなった凄惨な当時の状況を、生存…
300本目のレビューに到達しました。
昨年始めてから沢山のフォロワーさんの感想を読んで鑑賞した良き作品が沢山ありました。
今までは周りに映画の話を出来る人もおらず、粛々と観続けていた映画ファンでし…
1950年代末、中国共産党が「自由な発言を歓迎する」と主導した運動"百家争鳴"に乗じて党を批判した人々が次々と収容所送りに。
そこに毛沢東の政策による世界的大飢饉が重なり、収容所では大量の餓死者が…
506分の映画。
興味本位で見に行った。
どうやら中国のドキュメンタリー映画らしい、それだけの予備知識。
たったそれだけしか知らない自分も優しく、手厚く受け入れてくれた。
ただひたすらにインタビュ…
ナチスや731部隊にばかりスポットが当たりがちだが、これこそ歴史に語り継いでいかなければならない話。
「何も言わないということは心で反抗していることだ」と理不尽に投獄され、「無言歌」で描かれたよう…
長いカットや膨大な上映時間によって、単なる鑑賞を体験に変える3部構成が見事。隠蔽された信じがたい証言の数々や、荒野に散乱する人骨を写した情景のなか、珍しくワン・ビン監督自身が姿を見せること…
>>続きを読む評価が難しい。観ることの意義と、映画としして引き込まれるかに違いのある作品だから。ことの残酷さや深刻さ以上に、意図されたであろう、夥しい数の人名が登場する点が、語られた内容に真実味を持たせている。一…
>>続きを読む©LES FILMS D’ICI-CS PRODUCTIONS-ARTE FRANCE CINÉMA-ADOK FILMS-WANG BING 2018