絶望的な環境で生死を分けたのは一体なんだったのか。
上映中はずっとそのことを考えていた。
配属された部隊がご飯を多く食べられるところだった
脱走に成功した
家族の助けがあった
色々あるだろうが、やはり運命なのかもしれない。
あの悲劇は過去ではなく、現在も世界中で繰り返されていることを改めて認識することができた。
自分に何ができるかは分からないが、当事者の方々が語ってくれたことや亡くなった方々の無念はずっと心に留めておきたい。
8時間半も必要なのかといえば寧ろ足りないくらい。最後の収容所跡の長回しで突きつけられるものの重さはこの長さがあってこそだったと思う。
ただ、映画館でしか世に出せないのも大変な損失なので地上波用に2時間バージョンもつくっていただけませんでしょうか…。無理かな…。