1961年につくられた川島雄三監督作品。雁の襖絵で名高い“雁の寺”を舞台にエロ坊主とその妾、虐げられる小坊主との妖しい関係を描いたお寺サスペンス。水上勉の同名小説をもとにしたもの。
この映画をさらにエロ特化した映画に『白蛇抄』がありますがやっぱり水上勉の原作なのですね。じゃあ水上さんったらこれに近い経験をしたのかなぁ? 熱いわぁ。
まぁことほど左様に坊主なんてものは「こういう」もんなんですよ。税金だって免除されてるんですからやりたい放題なんですよ。今回の新コロ騒動でお医者のなんたるかを痛感しましたが坊主だって同じ穴のムジナ。けっして崇め奉るものではありません。
それがいやで小坊主(水上さん)は飛び出しちゃったんでしょうね。そして作家になる(究極の変態)ってんだから因果なもんだなぁ。個人的に山茶花究のカメラ捌きにやられました!