AK

Mank/マンクのAKのネタバレレビュー・内容・結末

Mank/マンク(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

市民ケーンができるまで

バラのつぼみの本当の意味

面白い

けど要所要所当時のことをしっかり理解していないと、わからないシーンがあった。見終わってから色々調べて、あーあそこはこういう意味やったんかとか理解できるところもあったから、勉強不足というか、もっと知ってから見たらまた見方が変わるかなと思った

当時40年代の作品同様となるようにカメラや音響もめちゃくちゃこだわってるらしい
確かに途中の画面上に出てくる、黒い点というか白い点というか、(リールチェンジ、リール交換マークというらしい)あの独特なやつ入ってるなと思ってたら、そこまでこだわって当時を再現しているらしい

市民ケーンでの撮影方だったり、映り方を忠実に再現していて、凄いと思った

音響も当時と同じになるように、昔の古いマイクを使っていたりと徹底ぶりが凄すぎる

音楽だったりカットの雰囲気、全てオマージュ、モチーフにしていてリスペクトがめちゃくちゃ感じられる、とともに当時の権力に立ち向かう姿だったり、作品ができるまでの流れも描かれていて面白かった

ゲイリーオールドマン
芝居やばすぎ
他の作品もどんどん観ていきたいと思った

ゆるーい感じの中に、スコーン!って一発ジョークを入れるテンポ感とか、セリフとは裏腹のことを言っている雰囲気が観ているこっちはわかりやすいけど、決してわかりやすく演じてますよ!とはなっていないところ、自然に真実にそういう人になっているところに凄みを感じた

初めの方で、みんなで会議というか話しているところ、カットがポンポン色んな人の顔に切り替わって話していない人の顔もどんどん次から次へとカットが短く切り替わっていくところでなんかわからないけど酔いそうになった(笑)

それだけテンポ感を出すためにあれだけ短く細かいカット割で作っているところがすごい
AK

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